「安定的な皇位継承」への私見

「安定的な皇位継承」への私見

<女性天皇、女系天皇こそ日本文明の真髄

日本再生は「男系絶対主義」より大和魂の復活だ>

令和6年6月20日  

主権回復を目指す会  
日本国民党党友  
西村修平  

【下々の不敬】

皇位継承を巡る最大の問題とされるのが、男系か女系だが私自身この問題に関してはどちらでも構わない。そもそも議論は家督制度を巡ってであり、平たく述べれば他所の家である。他所の家の相続に他人が図々しく口を挟むのは非礼ではないか。しかも相手は皇室であられる。当事者であられる皇室の方々の御意見が全く国民に明らかにされないなか、下々が何を畏れ多くも口出しするのか。中には繁華街で街宣車を繰り出し、デモを企画するなど“不敬”も甚だしい。
皇室に対しての敬いが余りにも欠け過ぎている。「尊王」や「承詔必謹」を標榜し、この問題について語るのであれば、天皇陛下のご叡慮を伺うべきと、主張するのが筋であろう。

【「君民一体」の原則に反する男系絶対主義】

議論を開始する前提に、保守派は「神武天皇以来126代、例外なく男子継承が行われて来た」とする「妄想」から目を覚まし、冷静に見解を発していただきたいことである。

神話的な存在の人物を皇室の始祖と断定するなら、日本書紀や古事記の内容が全て歴史的事実とせざるを得ず、神話に遡る歴史に「科学」を用いて土足で踏み込む様なものだ。これには相当な保守や熱烈な皇室論者でも躊躇するはずである。それは聖書に記されている言葉が全て正しいとする「聖書原理主義」であり、この様なカルト的意見を皇位継承の政府有識者会議や与野党協議において幅を利かせていては進む議論も進まず、纏(まと)まる話も纏まらない。

そもそもだが、男系天皇絶対主義を固持する保守派のオピニオンリーダーの櫻井よしこ氏や八木 秀次氏、またその周辺の人々あるいはその親族血縁、さらに周辺の友人知人らにおいて、彼らが 主張するところの男系絶対主義で家督相続を維持している方々がいるのかと。ほぼ、いないはずである。「いない」というより、出来ないのである。自らが「出来ない」家督相続を、何故に皇室には押し付けるのか、実に摩訶不思議である。

驚くことに、彼ら男系主義に固執する保守派の中には、その理由を正当化するために「Y染色体」なるものを持ち出す者までいる。

「Y染色体」とは、父親から息子に引き継がれていく染色体であるという。では、その科学的見地に基づいて「Y染色体」の過去を追って行けば、天照大御神に辿り着くのか。結論は言うまでもないことである。神話に「科学」で踏み込めば、「皇統断絶」は未来ではなく、過去においても生ずるのである。

皇室においても、幕府の将軍職においても、男系男子継承は側室や分家からの養子と一体であったのが歴史的事実だ。養子・婿入りをもって家督を維持して来た。

中には「皇室に側室を復活させるべき」と言う者もいるという。そうなれば国民と皇室において婚姻形態・家督相続形態が異なる形になるではないか。そうしたことを国民はもとより皇室が受け入れるのか、否である。民族としての「君民一体」の原則に甚だしく乖離するこの大いになる矛盾に、心穏やかに素直な気持ちで向き会って頂きたい。

【シナ・朝鮮とでは異なる日本の親族構造】

我々がよく知る小説で映画化もされた名作に『夫婦善哉』(織田作之助・昭和15年)がある。大阪北新地の老舗問屋が舞台で、放蕩息子の家庭を描いている。役立たずの長男を勘当し、家を潰さないないため、跡継ぎとして婿養子を迎える話だが、日本の庶民生活からすればよくあることで特段珍しくもない。

我々庶民は「家」が存続の危機に陥った際には血筋より育ちを選択して来た。形式的な血統を重視しないのが日本文明であり、古くから言い伝わる「氏より育ち」がそれである。日本民族はシナ・朝鮮の男尊女卑に基づく親族構造とはまるで異なる。彼らの家督制度とは無縁なのだ。

稲田朋美衆議院議員は産経新聞『正論』欄(平成18年1月7日)に、「男系維持の伝統は圧倒的に美しい」と題して、「日本人はこれを美しいと感じる民族」だと寄稿している。男系継承の正当性・完全性でいえばシナ・朝鮮は揺ぎない本家本元であり、日本は実に不完全そのものである。一般庶民に至ってはほとんどといって関心すら示さない。

そうすると、完全性を備えたシナ・朝鮮の男系継承は我が皇室に比べると比較も出来ないほど遥かに圧倒的に美しいのであり、彼らは日本人に比べ(優秀な)美しい民族となるのである。

問題は皇室だけに止まらない。稲田氏の論法をもってすれば、我々日本人たる普通の庶民の家族形態・相続のあり方は、シナ・朝鮮の「美しい」男系主義に比較し「醜く、汚い」ことになる。日本民族を蔑(さげす)むこの稚拙な稲田議員の発想には驚くばかりである。稲田議員の男系絶対を「美しい」とする感性のあり方はそれぞれ自由でいい。しかし、自らの「好み」を、我が日本民族全体の好みにすり替える論点は到底看過できない暴論である。

一億日本の庶民がそっぽを向いているシナ・朝鮮の家督相続の基である男系主義を、何故に保守を標榜する方達がかくも尊(たっと)び、皇室にだけにはこれほど執拗に強要するのか。シナ・朝鮮が、稲田議員の「美しい」する「男系絶対主義」を聞いたら卒倒するほど喜ぶだろう。

【女性天皇、女系天皇(愛子内親王の即位)こそ日本文明の真髄】

とりわけ日本の歴史を振り返った時に、8人(10代)の女性天皇がいらっしゃる。これは男尊女卑・「男系主義」のシナ・朝鮮では絶対にあり得ない。ここにこそ日本文明と彼ら中華文明との決定的な違いがある。

「男系主義」に固執する保守派の中には、これら御歴代の女性天皇に対して「中継ぎに過ぎなかった」と強弁するが、歴史の事実から目をそらすその不真面目な態度は不敬である。野球で言えば、「リリーフ投手やピンチヒッター、あれは野球選手ではない」と言い張るようなもので、その図々しさは見苦しい限りだ。

「日出処の天子、書を日の没する処の天子に致す」と認(したた)め堂々たる国書を隋の煬帝に送り、シナの冊封体制から脱却する対等外交を確立されたのは女性の推古天皇である。

皇位継承の一世一代にして最大の祭儀である大嘗祭を始められたのも女性の持統天皇であられた。

さらに、「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」 これは小中の課程で学ぶ誰もが知る万葉集の一首である。百済への救援軍が現在の愛媛県松山市から出航する際、船団に発した出陣の号令だがこれも女性の斉明天皇とされている。

こうした歴史に名を刻む女性天皇の存在こそ、日本にはシナ・朝鮮のような父系氏族制度がなかったことを証明している。女性天皇、ひいては女系天皇を公認することこそが、日本文明の真髄であるとの議論を大いに交わそうではない
か。

大東亜戦争において事実上の無条件降伏、シナ、朝鮮との領土・歴史認識問題での完敗、日米地位協定に基づく対米従属の深化、「失われた30年」の国民生活の凋落とその呻吟(しんぎん)、マネーロンダリングに狂奔する自公連立政権の腐敗と堕落、日本民族が絶滅する少子高齢化などなど、これらは全て「男子男系天皇」の下で続いてきた歴史の今である。女系天皇ではなく、保守派が「美しい」と礼賛する「男子男系天皇」の下で日本が無くなりつつある現実を感情抜きに受け入れようではないか。

日本が「男系主義」の下で斯くも敗北を重ねてきている現実に鑑みるならば、国難の危機を逸回するうえで、愛子内親王を女性天皇として即位されることを、自らも含めてだが多くの国民は期待しているのではないか。「安定的な皇位継承」を語るなら、女性天皇の即位を望む議論をタブー視し、封印させてはならない。歴代8人(10代)の女性天皇が存在した歴史は誰しもが否定できない事実だ。女性天皇、女系天皇こそが、日本文明の真髄であるとの議論を喚起し、死に体の日本に喝を入れよう。

【「男系絶対主義」より大和魂の復活を】

保守派をもって任ずる人々から、「男系天皇があるから日本が安泰」だとか、「女系天皇で日本がなくなる」との話を聞くが、心ある人からすれば我々がイメージして来た日本は疾うに無くなっている。危機とは何か。火事で言えばボヤが危機の段階、火災が発生すればそれは「危機管理」の失敗なのである。日本はこの30年間、永遠の「危機」を叫ぶオオカミ少年の陶酔に浸り、火災を放置して来た。今は焼け跡に立ったと称しても言い過ぎではない。

その上で、皇位の継承問題で日本は無くならない。「男系男子天皇」がご存在であれば日本は安泰という精神の慢心、他人任せの独りよがりが日本を滅している。焼け野原に立って、なお「危機」を叫ぶ痴呆ぶりはもう止めよう。

文永、弘安の二度に亘る蒙古襲来時、元と高麗軍は上陸占領地点に野営するのではなく、夜間は海上に宿営した。これは死傷おびただしく劣勢におかれた鎌倉武士だったが決して怯まず、執拗なまでの夜戦を継続、彼らに甚大な損害を与え続けていたからだ。従って元と高麗軍は、夜間は海上に釘付けにされていた。そうした状況のなかで、元・高麗軍は強風という「神風」に遭遇して壊滅したのが真相である。

「天は自ら助くる者を助く」、神風が日本を救ったのではなく、鎌倉武士の不屈の戦いがあったからこそただの低気圧が神風に「転化」し、日本は救われた。不屈というのは外敵の侵略を前に、民族としての意識を燃焼・爆発する大和魂である。

しきりに神風やDNAとかを持ち出しては未来永劫の安泰に酔い痴れる保守派だが、これは単なる主観的願望に過ぎない。闘う意志を喪失し、書斎に閉じこもる日本人であれば、吹く風は只の風であって神風に転化し得ない。

 今の我々に致命的に且つ根本的に欠けているものは情報の有無とか知識の含蓄ではない。鎌倉武士が外敵に示したところの大和魂である。危機は永遠に持続するものではなく、大和魂を復活させなければ国家は消滅という終局を迎える。126代の天皇を戴く日本とて、民族興亡の世界史から見れば例外ではない。永遠の危機に陶酔する茶番は止めよう。

「男系絶対主義」を捨て、街に出て大和魂を叫ぼうではないか。大和魂とは国難を前に燃焼・爆発する民族精神である。己の体裁を飾るアクセサリーではない。日本再生は「男系絶対主義」ではなく大和魂の復活にある。


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◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』
 (酒井信彦 日新報道)

 著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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【緊急街宣】腐敗・堕落を極めた自民党を糺す!

【緊急街宣】腐敗・堕落を極めた自民党を糺す!

  【日時】令和6年3月17日(日)09:30
     ※雨など悪天候時は中止

  【場所】品川駅前(新高輪ホテル石榴坂前)
     https://www.google.com/maps/@35.6289373,139.7370338,20z?hl=ja-JP
   【主催】主権回復を目指す会 【連絡】西村(090-2756-8794)

     参考▶︎http://nipponism.net/wordpress/?p=21445

いかに民主主義を標榜したとしても、政権に国民が沈黙し怒りを行動で示すことが出来なければ、腐敗・堕落に至るのは必然だ。今の自民党がそうである。

日本は民主主義体制であるが、一つの党が80年近くに亘って政権の座を維持すれば、組織としての新陳代謝を失い、後は死線さ迷う死に体となるしかない。これは民主、独裁いずれも体制の如何を問わない法則である。


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突撃街宣 シナの“秘密警察”を日本から叩きだせ!/シナによる日本侵略三段階論

突撃街宣 シナの“秘密警察”を日本から叩きだせ!
人類の敵・シナ統一戦線工作員を日本海へ叩き込め!

主権回復を目指す会/日本国民党/突撃街宣参加者一同

(令和5年5月4日 東京・秋葉原)

建物正面に「JUO HOTEL」、ここがシナの“秘密警察”が拠点する東京都千代田区神田和泉町2-27に所在する十邑ビルだ。1階から2階がホテル、5階最上階が「一般社団法人日本福州十邑社団聯合総会」との看板を掲げる得体の知れない“海外派出所”だ
(令和5年5月4日 秋葉原)


周庭(香港民主化活動家)に自由を!
虐殺されたチベット人の遺体を掲げて人権蹂躙・殺戮国家のシナを糾弾(同)


国家主権を蹂躙して恥じないシナの“秘密警察”を秋葉原から、日本から叩きだせ!
“秘密警察”は建物から出て来い、出来て日本国民に主権蹂躙の罪を土下座しろ!(同)



◀︎民主主義という普遍的価値を真っ向から否定する国家が「中華人民共和国」だ。端的に言って人類の敵と称すべきである。人類の敵と「日中友好」は成立しない。(同)




シナの“秘密警察”よ、日本を舐めるにも程があるぞ。
一人残らず出て来い、顔を晒して日本国民に土下座しろ!(同)

【動画】 中国秘密警察拠点に抗議!日本から叩き出せ!2023,504


誰もが否定しない世界最大にして最強の人権蹂躙・殺戮国家、それは言うまでもない中華人民共和国(シナ)だ。国内における民主化運動や人権問題への呵責ない弾圧は世界が知るところである。当局の監視を避けて戦う活動家または賛同者を、しらみ潰しで摘発するのが中国共産党の指揮下にある公安警察なる“秘密警察”だ。

何とこのシナの“秘密警察”が、こともあろうに、日本にも活動拠点を主要大都市に設けている可能性が濃厚となってきた。

日本国民党は『しんぶん国民』(令和5年2月15日)で、スペインのNGO団体の報告を紹介すると共に、シナの秘密警察が日本においても活動拠点を設けている疑惑を独自に追及・報告している。 ※参照『増殖する在日“中国秘密警察”』

参考にまでだが3月上旬、日本に留学している香港出身の女子留学生が香港に一時帰国した際に、「香港国家安全維持法」に違反したと逮捕された。「香港独立は唯一の道」などとSNSに投稿したことが、「国家の分裂を先導した」との理由にされた。その後、釈放されたがパスポートは没収され、日本への出国はおろか起訴されるか否かも不明なまま実質的な拘束下におかれている。

日本に拠点を設けて情報収集にあたる“秘密警察”の任務は、シナの独裁政治を否定、意義を唱える同国人らをリストアップし、本国の家族・親族・知人らを恫喝して本人を“強制送還”させることにある。専制体制下のシナ(香港)の法律を、何と“域外適用”と称して日本に在住する香港人留学生に当てはめ、勝手に取り締まるなど主権侵害も甚だしく許し難い。シナの法律を日本国内に適用するという前代未聞の横暴だ。

国家主権を蹂躙する暴挙は許してはならず、シナの“秘密警察”を執行する統一戦線工作員の暗躍は徹底的に取り締まるべきである。彼らは独裁体制にしがみつく人類のだ。シナの公安当局よ、日本を舐めきってはいけない!



※参考【シナによる日本侵略三段階論】

第一段階が精神侵略 南京虐殺や慰安婦問題などの歴史捏造をでっち上げて日本民族に“贖罪意識”を注入し、精神を骨抜きする。これは自民党政権の屈服でほぼ完成してしまった。パンダ可愛い、愛しいと浮かれ切った「日中友好50年」の偽善は、日本民族をシナの精神奴隷にしてしまったのだ。

第二段階が人口侵略 シナに対して精神的に武装解除された間隙に、大量のシナ人が「日中友好」の偽名の下に我が国に大量流入、日本の人口減少に乗じてシナ人との同化が進行する。いわゆるシナ伝統の人口侵略である。残念ながらこれも半ば成功しつつある。

第三段階が武力侵略 何らかの紛争事態が勃発した際、「国防動員法」に基づき在日シナ人らがシナ政府と人民解放軍の統制・指揮下に置かれてその指示に従う。既に北京五輪・長野聖火リレー(2008.4.26)で、素手のシナ人留学生5千人が長野市内を占拠した。シナ政府と人民解放軍がシナ人留学生を統制・指揮下に置き、一地方都市を非暴力(素手)で制圧した。武器を使用しない歴(れっき)とした人口侵略とも言って良い。「国防動員法」 の具体的実践が長野で行われた。日本国民はこれを衝撃として受け止めなければならない。因みに在日シナ人は74万4千人(令和4年10月)に対し、自衛隊総数は22万7千人(令和4年3月)だ。単純に比較したらシナが「国防動員法」を発令すれば、日本国内で決起したシナ人3人以上に、自衛隊は1人で対処しなければならない。自公連立が天安門事件で中国共産党が断行したように、決起したシナ人を機銃掃射で一人怒らず鎮圧できるか如何か。

【シナ人による日本侵略の三段階論】(酒井信彦の日本ナショナリズム 2005/11/25)
   http://sakainobuhiko.com/2005/11/post-10.html

【中国・中華は侵略用語である ― シナ侵略主義の論理構造 ―】(酒井信彦 2004/02/24)
   http://sakainobuhiko.com/2004/02/post-18.html



※参考『増殖する在日中国秘密警察』

増殖する在日中国の警察拠点
 『しんぶん国民』(令和5年2月15日)

スペインの非政府組織「セーフガード・デフェンダーズ」が、中国共産党が世界各国に「海外警察サービスセンター」(警僑駅站海外服務中心)と呼ばれる、警察拠点の開設を進めているとして、そのリストを公開したことは、本紙令和四年十一月号で既報の通りだ。

最初に判明したのは、東京都千代田区神田和泉町二‐二十七に所在する十邑ビルに入る「一般社団法人日本福州十邑社団聯合総会」であったが、その後、様々な調査から、中国の警察拠点が複数、日本国内に開設されている疑いが強まった。

日本の主要部に複数の拠点か

二番目に存在が指摘されたのは、愛知県名古屋市中区栄四‐十六‐二十九 中統奨学館に所在する「一般社団法人愛知華僑総会」である。名古屋の中心である栄の久屋大通に面して、堂々と居を構えている。

三番目に発覚したのは、福岡県糸島市二丈深江一七三二‐二に所在する在日中国人が経営する医療機器などを扱う貿易会社で、その外観は大きな倉庫のような建物だ。

四番目は、東京都中央区銀座八丁目二‐十二 東京華僑会館に所在する「一般社団法人東京華僑総会」だ。なんと東京銀座に堂々と大きなビルを構えている。銀座でデモ行進をすれば、外堀通りから日比谷公園に向けて右に曲がり、線路をくぐる手前に、中華料理屋が入った大きな華僑ビルがある。横を通ったことのある人も多いだろう。

拠点は日本全国にある恐れも

これ以外にも、本紙が独自に調べたところでは、神奈川県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県、沖縄県にも、中国海外警察拠点疑惑の場所があった。

中国在日警察拠点は、中国の自治体公安局(日本の都道府県警察に相当)が、在日華僑団体を通じて開設しているとされるが、実態としては、対外工作を手掛ける中国共産党中央統一戦線工作部が深く関わっているともされる。

これらの拠点では、警戒するかのように、出入り口に向けて監視カメラを取り付けていたのも、おおむね共通している。

一般社団法人として開設

主に、表向きは「一般社団法人」「貿易会社」として開設している。それらの「一般社団法人」は軒並み、平成三十年以降に続々と設立されていた。

その前年である平成二十九年十月には、中国共産党大会で、党規約に習近平が掲げる「一帯一路」が盛り込まれており、これら在日中国人団体も「一帯一路」を口にしている。こうした状況から見ても、在日中国人団体が中国共産党の指導・影響下にあると見られる。

中国外務省は在外中国人らの免許証更新をおこなうための拠点だと言い訳しているが、到底信じるわけにはいかない。

在日中国人、少数民族、あるいは反中的言動をおこなう日本人を監視し、政財界・マスコミに対してスパイ活動をおこなう拠点とみなすのが自然だろう。

逮捕して国外追放へ

これら秘密警察拠点は我が国の主権を侵害する侵略に等しい行為である。

大使館職員・外交官ならば不逮捕特権があるが、これらの在日警察拠点で活動する在日中国人に不逮捕特権は無い。

スパイ防止法などの関係法規を整えて、逮捕して厳しく尋問し、関係者らを国外追放すべきだ。


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【街宣告知】秋葉原に集合を/シナの“秘密警察”を日本から叩きだせ!


【街宣告知】秋葉原に集合を
 シナの“秘密警察”を日本から叩きだせ!


  日時:令和5年5月4日(木)12:30集合・開始
  場所:「JUO Hotel 秋葉原」十邑会館 (神田和泉町2-27)

   主催:日本国民党 協賛:主権回復を目指す会
   連絡:西村修平(090-2756-8794)


世界最大にして最強の人権蹂躙・殺戮国家のシナが国内ばかりか、海外に居住する自国民の行動を監視する“秘密警察”を世界に展開している。

スペインのNGO団体「セーフガード・デフィンダーズ」は昨年の9月と10月に、シナは世界53カ国102ヶ所に拠点を設け、反体制と民主化運動の摘発に取り組んでいるとして、この“秘密警察”が本人の家族や親族らの安全をダシに強制帰国させた自国民は23万人(2021年4月〜2022年7月)にのぼると公表した。

各国の主権を侵害するシナの蛮行は日本も例外ではなく、少なくとも2ヶ所あり、その一つが秋葉原に存在する。「JUO HOTEL 十邑会館(神田和泉町2-27)がそれだ。シナは尖閣諸島の度重なる侵略に飽き足らず、何とこの首都圏に“秘密警察”まで設けて日本の国家主権を侵害している。心ある日本国民はこれらシナの蛮行に然るべき懲罰を下さなければならない。


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野村旗守君の逝去を悼む 喪の花の匂に包れ眠る友・・・・

野村旗守君の逝去を悼む

喪の花の匂ひに包まれ眠る友 黄泉に旅立つ化粧のかなしき

令和4年11月5日
主権回復を目指す会代表 西村修平


年来の知友だった野村旗守君が食道癌を患い、薬石効なく11月3日 逝去した。享年まだ58歳、癌の発症箇所が食道、場所が場所だけにコロナ感染と相まってお見舞いも遂に叶うことが出来なかった。

『北朝鮮 送金疑惑』(文春文庫)は朝鮮信用金庫と朝鮮総連の不法送金などを暴き、同信用金庫の解散を引導した。『Zの研究』では革マル派による不可解事件やJR総連との関係・確執を丹念な取材で暴いた。

この革マルの件で、主権回復を目指す会は『週刊現代』の中吊り広告をJR東日本が革マルに配慮して差し止めたことで、野村くんと共に新宿の本社に乗り込み談判した事が思い出される。

※参考【JR東日本と『週刊現代』広告拒否をめぐる交渉】
  http://shukenkaifuku.com/past/koudou/jrhigashi.html

生前、『Zの研究第二弾』など、執筆企画の幾つかを彼から聞いていた。それ故に、こころざしを遂げられず病魔に倒れた彼の心中を思えば実に無念である。今はただ誰しもが迎える「必然の死」に合掌するばかりである。

闘病が長く、相当痩せ衰えていたに違いないが綺麗に死化粧が施されていて、柩の中に美男子が静かに眠っていた。火葬場へ向かう柩に秋の陽が惜しみなく降り注ぎ、野村君は最後を燦然と輝いて見せた。

    喪の花の匂に包まれ眠る友 黄泉に旅立つ化粧のかなしき

    こころざし果たすことなく逝く友の柩の上に無常の蒼空


驚きだったのは葬儀に未だご健勝であられる野村君の御母堂も涙を堪えて参列していた。80の半ばはとうに越されたご高齢であった。お悔やみを申し上げると共に、野村君の結婚式にも出席した経緯を語り、今またこうして野辺送りとは何とした不条理かと心痛を述べたところ、いたく落涙された。

不意に思い浮かんだのが松陰の辞世の句だった。

    親思ふこころにまさる親心けふの音づれ何ときくらむ(吉田松陰)


子が親よりも先立つ、親が亡き子を見送るとは何と残酷であろうか、野村君は親不孝をした。ひとの寿命は天命とはいえ、あまりにも悲しい光景だ。

一休和尚の故事、諸説はあるがいずれにしてもお祝いの席で、婚礼の席上とも言われているが。めでたい席でお言葉をと請われ、「親死 子死 孫死」と即座に達筆に認めて渡したところ、「お祝いの場にふさわしくない」と、周りも含めて顰蹙を買い、激怒をこうむった。これに対し一休は、生死という諸行無常、輪廻を説き、年の順にお見送りすることは目出度くこそあれ、何が不幸か。逆ならばこれほどの不幸はないと喝破した。

私自身、父親は幼少時に他界したが母親は85歳の天寿を全うした。従って、親不孝はせずに済んだ。先立つ親不孝をしなかったことが、最低限の親孝行をしたことだと得心している。



南無大師遍照金剛…
(令和4年11月7日 富士見市しののめの里にて )


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